初めてのTOEICを受験する時は、どのような状態でテストをするのかわからないのが正直なところです。
・200問もあるテストをどうやってこなしたらいいんだろう?
・2時間も集中力が保てるのだろうか?
このような疑問が出てくるでしょう。
この記事では、TOEIC受験に向けて精神的にもテクニックの面でも安心できるように初受験者の疑問を解決します。
この記事を読めば、TOEIC初受験の際に100%の力が出せないなんてことはありません。
この記事は、TOEIC初受験時の時間配分のテクニックを知ることで初受験時の不安や緊張を緩和することができると説明しています。
記事のポイント
- TOEIC初受験の前に中身を知る
- TOEIC初受験時に気をつけたいこと
- TOEIC初受験時のテクニック
- TOEIC初受験に向けての準備
Contents
TOEIC初受験の前に中身を知る
まず、TOEIC初受験を控える方へどんな中身になっているのかご説明します。
冒頭でも少し説明しましたが、中身は全部で200問あります。
そのうち、リスニングが約45分、リーディングが75分間という長丁場のテスト内容です。
受付時間は午前は9:25-9:55、午後は14:05-14:35までの時間です。
午前午後ともに9:55か14:35を過ぎますと退室もできなくなるので、この時間までにトイレに行っておくのはベストです。
そして、その後は午前なら10:20、午後なら15:00までの時間に試験官から試験の説明と音のテストがあります。
問題用紙が試験前に配布されますが、合図されるまでシールが問題用紙に貼り付けてあって開封は許されません。
そして試験後15分間で、問題用紙の回収と解答用紙の回収があります。
TOEIC受験時の流れとしてこのような流れです。
TOEIC初受験時に気をつけたいこと
TOEICの初受験時には何に気をつければいいでしょうか?
それは時間の管理を余裕のある状態に整えることです。
なぜなら、試験前に無駄なエネルギーを消費しないように心がけることが良いからです。
実際筆者も初受験をしてみて感じましたが、知らない受験会場もたくさんの知らない人たちに囲まれることもかなりプレッシャーです。
そもそも平常心でテストを受けにくい環境があるのに、さらに自分に負荷をかけるのはどう考えても得策ではありません。
かつ試験時間は120分あります。
さらに、試験開始までに解答用紙にいくつかのアンケートやマークシートを埋める必要があります。
ここで早めに試験会場に入っておけば、解答用紙への記入も落ち着いて書くことができます。
そして退室ができなくなる時間になっても、そこから試験開始まで25分間あります。
その時間で最終的に試験前の準備を落ち着いて整えることができます。
プレッシャーが非常に大きい状態の中ですが、時間に余裕を持って行動することが最善です。
では、TOEICの初受験時に時間に余裕を持つことはわかりましたが、TOEICそのものに対して何かテクニックはあるのでしょうか?
TOEIC初受験時のテクニック
TOEIC初受験時のテクニックはどのような方法があるのでしょうか?
テクニックは3つあります。
TOEIC初受験時のテクニックその①
リスニングの後の順番を変える。
どういう意味でしょうか?
それは、Part7から解くという意味です。
Part7から解くのは何が良いのでしょうか?
まずリーディング部分を説明しますと、Part5では30問、Part6では16問、Part7では56問を答えることになります。
ここで、最も難易度が高く、読む量も多いのがPart7です。
ですから、できるだけ集中力が残っているうちに最難関のPart7を解いてしまう方がいいのです!
TOEIC初受験時のテクニックその②
聞き取れなかったら良い意味で諦める。
どのような意味なのかというと、初受験時のTOEICは緊張するので、聞き取れなかった言葉はそこで考えるのをやめるという意味です。
わからなければ、スパッと判断しましょう。
勘のような解答になるかもしれませんが、後の問題に引きずらないようにするのは大切なことです。
次につなげるつもりで聴き始める意味で良い意味で諦めるということです。
TOEIC初受験時のテクニックその③
Part7の部分は答えから考える。
このテクニックもどういう意味かというと、答えの選択肢の中にキーワードがあるのでそこから考えるという意味です。
TOEIC初受験者の多くの方は、英語に慣れている方ではないでしょう。
そういう方は疲れている中で大量の英文を処理できる脳の許容量は、持ち合わせていないはずです。
そこで、質問で何を聞いているのかをキーワードで掴むことで、時間短縮と読む量を減らすことができます。
キーワードは会社名や住所、日付、誰宛などいろいろありますが、この答えの部分を掴めば必然的にそのキーワード周辺の文章を読むことで解答への処理スピードを上げることができます。
TOEIC初受験者にはこのような3つのテクニックがあります。
このテクニックを知っていれば、TOEIC初受験者でも100%の力を出し切り、精神的にも落ち着いて120分間解答することができます。
TOEIC初受験に向けての準備
では、TOEIC初受験に向けてどのような準備をすることができるでしょうか?
それは、Part7の問題を重点的に準備することです。
くどいようですが、TOEIC初受験のカギはやはりPart7にあります。
Part7の問題では、よく使われる表現がいくつもあります。
あとは節という意味のParagraphの部分の言葉の意味の言い換えの問題も頻出される問題です。
こういった部分も強化しておくと、Part7で十分に力が発揮できるようになります。
また、特にPart7は英文読解力がカギになります。
ですから、英文読解力を強化する教材をしっかり予習しておくと本番ではかなり楽になるでしょう。
ここまで見てきて自分だけでTOEIC初受験がちょっと難しそうだなと感じる方もいるはずです。
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まとめ
この記事から、TOEIC初受験に向けて精神的にもテクニック的にも安心できる要素を見つけられたでしょうか?
ポイントをまとめてみましょう。
この記事のまとめ
- TOEIC初受験の中身は、前200問を解き、リスニング 約45分、リーディング75分になっていて約2時間30分退出できない。
- TOEIC初受験時に気をつけたいのは、時間の管理に余裕をもち、試験時は非日常が120分続くことを忘れない。
- TOEIC初受験時のテクニックは、①リーディングはPart7から解く②聞き取れなかったら良い意味で諦める③Part7は答えのキーワードから考える。
- TOEIC初受験時に向けて準備するのは、Part7を重点的に準備し、頻発表現と英文読解力をつける教材を選ぶこと。
TOEIC初受験時は緊張と不安が大きいです。
でも、最初を乗り越えてしまえば、一安心です。
そこから、自分の英語力のどこが足りないのか、リスニングなのかリーディングなのかがわかります。
最初に良いイメージでTOEICを受験してしまえば、苦手意識はなくなり純粋に集中してTOEIC本番に取り組むことができるようになります。
この記事をお読みになった方がTOEICを楽しめるようになれば幸いです。